アートフェス「TOKYO ART FLOW 00」@二子玉川

二子玉川で3日間の会期で昨日より始まったアートフェスティバル「TOKYO ART FLOW 00」を夕方から観に行く。
テーマは「Human’s Nature – 人間の自然」。タイトル末尾の「00」とは今年がスタートの意で、来年の「01」では国際コンペが実施される見込み。

主催:TOKYO ART FLOW 00 実行委員会(CCC /カルチュア・コンビニエンス・クラブ、多摩美術大学、東京急行電鉄ほか) 実行委員長:建畠晢氏
アートプロデュース:スパイラル / 株式会社ワコールアートセンター
参加作家:SUPPOSE DESIGN OFFICE、髙橋匡太、谷川俊太郎、ラング&バウマンほか


会場は東急線二子玉川駅を中心とする街中。多摩川河川敷の兵庫島公園もそのひとつ。
上の画は、日没後の点灯を待つ、高橋匡太作品「ひかりの実」。奥の緑の河川敷に、SUPPOSE DESIGN OFFICE(谷尻誠+吉田愛)作品「Air Stone」が見える。
"川辺の石ころのように、時をかけて角がなくなり佇まう自然に寄り添う形を模した、大きな透明のドーム型インスタレーション"(公式サイトより)
透明膜のドーム内にはエアが送り込まれて膨み、1か所開いた出入り口から内部に入ることができる。
内部には石ころのようなグレーのクッションが用意されている。
日没後に再度行ってみたが、予定されていた終夜展示は観られず、残念。
兵庫島会場は他にも展示作品あり。複数のキッチンカーによるバーキッチンも23時まで営業。キャンプファイヤートークには山中俊治氏も出席。
国道246号の橋脚を利用した、ラング&バウマンによるパブリックインスタレーション作品「Beautiful Bridge #2」。
夜間はライトアップ。この発色は塗装ではなく、装飾用シートによるもの。
橋脚の反対側は映像作品のスクリーンとなっている。
上の画の右奥、YANAGIYAの壁に投影された作品:髙橋匡太+oblaat(山田 亮太、河野 聡子、石原 ユキオ、髙塚 謙太郎、中家 菜津子)による夜景プロジェクト−マゼンタナイト−「おそいおそいおそい詩」のマゼンダに染まった壁に浮かぶ「に」の白い文字が見える。
中川ケミカルの蓄光シートにペンライトで絵を描く「光のらくがき」。
別の角度からの「おそいおそいおそい詩」の遠景。
あちこちの街かどがマゼンダに染まっている。
駅前に設置された鐘を鳴らすと、玉川高島屋S・Cの壁もそれまでの白色からマゼンダに。
髙橋匡太作品:夜景プロジェクト−マゼンタナイト−「この鐘を鳴らすのはあなた」。
協賛会社のひとつ、カラーキネティクスジャパンのLED照明があちこちで展開中。
二子玉川ライズ館内トイレに置かれたロールペーパーも、「トイレの紙専門店」×多摩美術大学のコラボによる出展作品。
駅構内のモニターに流れるメインビジュアル、ロゴ、オフィシャルグッズなど各種デザインは、デザインオフィスWALTZ.が担当。
「TOKYO ART FLOW 00」会期は2016年7月29日(金)〜31日(日)。最新情報は逐次更新の公式facebookが詳しい。




+飲食のメモ。
二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット2Fにある「100本のスプーン」にて夕食。
ちょっとずついろんなものが食べたい人向けの「夏のリトルビッグプレート(6種類のスモールサイズ)」とジンジャーエールの画。
おいしゅうございました。ごちそうさまでした。

100本のスプーン
http://100spoons.com/