《銀座松坂屋》跡地の工事囲い

昨年6月30日に閉店した松坂屋銀座店跡地にて、銀座六丁目PJ 改め「銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業」が進められている。工事用の仮囲いが、本城直季さんの写真作品で埋め尽くされている。
本城氏が所属する写真家集団 4×5(シノゴ)のツイッターをみると、6月24日から始まったらしい。

4×5 on Twitter

中央通りの反対側(西側)からの遠景。西→南→東→北の順に、時計の反対周りで一周してみる。
東京駅丸の内口、改装前の駅舎が写っている。

東銀座の歌舞伎座、こちらも隈研吾氏が手掛ける前の姿だろう。

銀座4丁目交差点、日産ビル側より和光の眺め。

数寄屋橋交差点。現在は取り壊された《数寄屋橋阪急》が画面右端に写っている。

現場から近い泰明小学校(右側)。これら銀座界隈の有名どころのほか、中央通りの景観を写した作品が数点見られた。
南側の仮囲い。「small planet」シリーズなど、都市の昼夜の景観が多数、掲示には重複あり。
東南コーナー部分。立川の昭和公園あたりのイベント風景か?
ゴルフ場や海水浴場を、本城さん独特の手法で撮影した作品も。
最近の工事囲いには凝ったものが出てきた。もっと増えたら楽しい。

森ビルが当初の再開発プラン=超高層案を発表した際、銀座の旦那衆をはじめとする地元からの猛反対を受け、最終的に地下6階地上13階という違和感を与えない規模に落ち着いた。屋上は緑化して庭園を設け、内外から観光客が訪れる地とあって観光バスの乗降スペースも確保される。実施設計を鹿島建設(株)と並んで谷口建築設計研究所が担当するのも話題。竣工は2016年11月予定。

森ビルほか運営4社ニュースリリース(2014.4.2)
https://www.mori.co.jp/company/press/release/2014/04/20140402093010002769.html
銀座街づくり会議 銀座デザイン協議会
http://www.ginza-machidukuri.jp/



+飲食メモ。
《銀座松坂屋》は地下のカフェがいずれも落ち着いた雰囲気で、好きだった。

競合の《銀座三越》6Fの デイビット・マイヤーズ カフェ(DAVID MYERS CAFE)に立ち寄ったのは、2010年9月の三越のリニューアルオープンの時だから、もう4年も前になる。
こちらでパンケーキをいただいた時は(未だそれほど流行していない頃だったので)ちょっと衝撃的だった。

ミシュラン★(当時)、日本初出店というふれこみだった。
中央通沿いの本館ではなく築地寄りのメンズフロアに在り、内装はシック。BOCCI社の照明が下がっていたり、おシャレで雰囲気も良い。


同店を運営する「SOLA TOKYO(ソオラ トーキョー)」公式サイト
http://www.sola-tokyo.jp/index.html