報道:最新建築施工技術

8月21日(木)オンエア
◇ ニュース:最新の免震技術
本日プレス内覧会を行なわれた三菱地所の《豊洲フォレシア》は、環境共生型免震高機能オフィス」という位置づけ。基礎部分~地面に打ち込んだ「くい」と柱の間にゴムと鉛の重曹構造の免震装置をクッションとしてかませ、揺れを小さくさせる。従来のゴムだけの免震の進化形。
三菱地所ニュースリリースPDF(2014.8.21)
www.mec.co.jp/j/news/archives/mec140821_toyosu_foresia.pdf
大林組が開発した「ラピュタ2D」は、地面の揺れにあわせて建物を動かして揺れを相殺するシステムを開発。制御のスピードは1/500秒。なんと、床面にたてた鉛筆が倒れずに直立したままだかった。問題はコスト面で、手術室や美術館など限定した一部の部屋で使うことも想定している。
WBSニュース動画(注:アーカイブ保存期間を過ぎると削除されます)
www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_73256

◇「トレたま」コンクリートの寿命を延ばす「美シート」
東京大学石田哲也教授と鹿島建設ほかとの共同開発。コンクリをうつ際、型枠の内側にこのシートを貼ることで、水分が外に逃げず、劣化寿命が延びる(潤いが必要なのは人間の肌と一緒とか)。色味も従来にないツヤ感と光沢ある仕上がりに。

関連リンク:
WBS「トレたま」動画(注:アーカイブ保存期間を過ぎると削除されます)
www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/trend_tamago/post_73264
東京大学工学部ニュースリリース(2014.6.3)
www.t.u-tokyo.ac.jp/epage/release/2014/2014060301.html

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