アクシスギャラリー「金の卵」展

学生を中心に若い才能を発掘・紹介するアクシスギャラリー恒例の企画展「金の卵 オールスターデザインショーケース」が28日から始まった。今回で9回めを数える。

今年のテーマは「デザイン最前線」、公募テーマは公募テーマ「Thank Nature?自然から学ぶ、自然の恵みを活かすデザイン」。企業からの協力や産学協同の成果もみられたが、商品化できそうなアイデアもあり、会場のあちらこちらで名刺交換する光景も。

オープン初日の夜は、インドの大学を含む出展者が出展作品と並んで立ち、いろいろと説明してくれた。
いいなと思う、共感できる作品には、受付で渡されるカタログに挟んであるシートから、作品番号が入ったシールを1枚剥がし、展示台の端に貼っていくのもいつもと同じ。
会場構成をどなたが手掛けたのか訊き忘れたが、細長い白い紙(もしくは布)を2枚貼り合わせ、真ん中部分だけ接着せずに小さな穴を開け、穴よりやや大きいガラス玉を入れて、重しにして、天井から吊り下げ、向こう側が見えるカーテンのようにして空間を緩やかに仕切っていた。

追記:後日、アクシスギャラリーの方に教わったところ、会場構成はMUTE(ミュート)のお二人で、素材は布ではなくてレジ用のロールペーパーとのこと。

会期は9月7日まで、入場無料。会期中には会場にて出展者によるプレゼンや、関係者によるトークイベントも開催される。

アクシスギャラリー
http://www.axisinc.co.jp



+飲食のメモ。
AXISビル3Fにある「IMA CONCEPT STORE」内の「IMA cafe」にて、コーヒーをいただく。ホット1杯400円ナリ。館内に勤務しているNさんに「本格的でおいしい」と聞いていた通り、ごちそうさまでした。

「写真の楽しさをリアルに提供するスペース」と銘打ち、 ギャラリーでの写真展やイベントなども随時開催、いろいろと楽しい話題のショップ。 書棚にも内外の写真集が並ぶ。内装は名和晃平氏率いるSANDWITCHが手掛け、『商店建築』など各専門誌にも掲載されている。