映画鑑賞「her / 世界でひとつの彼女」

スパイク・ジョーンズ監督最新作「her/世界でひとつの彼女」(米国、2013年)を観た。近未来における、別れた妻に未練を残す男が購入した人工知能(自ら「サマンサ」と命名)との「愛」の物語。
主人公が暮らすのは近未来のロサンゼルス、なのだが、途中何度か「ロスではなく中国の超高層ビルでは?」と思えるシーンが出てくる。

観賞後に公式サイトなどで調べてみると、やはり上海市の浦東地区でロケを行なっていた。ほかにもCG合成処理を施すなどして、近未来の架空のロサンゼルスを創造している。公式facebookによれば、ロスで話題のショップでも撮影しているらしい。主人公が「デート」で使った店がそうか?
映画の感想:★★★★4つ。
オリジナルの脚本が良い。映像が世界観を違和感なく補っている。ラストシーンは○と△と□を少しずつ掛け合わせたような、軽い既視感があるにはあったが。
意外にもR-12指定あり。必要なシーンとして。

映画「her/世界でひとつの彼女」公式サイト
http://her.asmik-ace.co.jp