濱田英明写真展「Family of NIESSING」@青山

南青山・骨董通り沿いの「NIESSING TOKYO(ニーシング東京)」にて、秋のデザインイベント週間にあわせた写真展が24日から開催されている。

前回・昨秋は、建築家を起用して「Graffiti' Rings by Hideyuki Nakayama for Niessing (グラフィティリング by 建築家・中山英之)」が開催されたが、今年は趣を変え、濱田英明氏による写真展「Family of NIESSING(共に監修:岡田栄造氏/S&O DESIGN
本展の為に、濱田氏はドイツ北部の街フレーデン(ライネ)に数日間滞在、NIESSING本社で働く人々や、自然に恵まれた街を撮りおろした。

1873年創業のNIESSING社は、熟練のクラフトマンシップと、優れたデザインセンスに裏打ちされた、高品質のモダンジュエリーブランド。「美術と技術の融合」を掲げたバウハウスのデザイン思想を受け継ぐ(参考:公式サイト〜「About Niessing」)
お店でいただいた、オリジナルの「ミニ写真集」(デザイン:原田祐馬、西野亮介[UMA/design farm])。表4(左)は工房で作業中の職人さん。表1(右)は「ホワイトハウス」と呼ばれるデザイン室。

濱田氏の写真は「NIESSING TOKYO」店内にも展示されているが、とにかく現地の様子がどれをとっても素敵なのだ。海外企業の職場環境が"青く"見えるのは、決して僻目ではないと思う。
左:デザイン室工房、右:自転車で出勤するNIESSING社員。

濱田英明氏は1977年生まれ、大阪在住。35歳の時にデザイナーからフォトグラファーに転身した経歴を持つ。店内では写真集『KINFOLK』、『Haru and Mina(2014、リブロアルテ)なども閲覧できる。
展覧会初日の今日、濱田さんのファンが早くも会場を訪れていたそうだ。

写真展「Family of NIESSING」会期は11月11日まで。11月1日の夜には濱田氏によるスペシャルトークショーも開催予定(要予約、申込多数の場合は抽選)

NIESSING.jp
www.niessing.jp/index.html

濱田英明website
www.hamadahideaki.com




+飲食のメモ。
店を出て、骨董通りを左へ進み、至近。「パリで一番美味しいコーヒーが飲めるカフェ」とうたう「COUTUME aoyama(クチューム青山)」へ。
オープンは今年4月。月刊『商店建築』9月号の特集「街角を楽しくするカフェ&コーヒースタンド」で紹介されていたカフェのひとつ(同誌WEB DATEBASEより引用:設計/CUT architectures、設計協力/BAYCREWS SHOP DESIGN、乃村工藝社、施工/乃村工藝社)
カフェラテ(消費税込¥450)、おいしくいただきました。ごちそうさまでした。
具沢山の「サンドファリーヌ」(¥950)もおいしそうだったが、ボリューミーなので今日は断念。次回の楽しみに。
3色のロゴマークは「原豆」と「焙煎」、水滴は「抽出」で、3つで"クオリティの連鎖"を表す。
朝7:30から営業、但し夜が早く、21:30クローズ。

COUTUME
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