報道:今週のWBS視聴メモ

10月27日
日本マイクロソフトと32法人との共同PJ「テレワーク推進強化週間(10月27日-31日)始まる。企業営業部門を主なターゲットに、駅前などにあって利便性が高く、日中空いている、気密性の高いカラオケボックスの情報設備を利用したネット会議事例を紹介。



10月28日(火)
ニュース:都心で中古マンション好調
紹介事例その1.三井不の「ザ・アッパーレジデンス南青山」。築22年の高級賃貸マンションを1棟ごとリノベ、約165平米/3LDKでおよそ3億円で販売。富裕層向けに好調な売れ行き。昭和60年代-平成期=バブル期に都心一等地部に多く建てられた高級賃貸物件が大規模改修期を迎え、丸ごとリノベ、新たな高級マンションとして「販売」に転ずる。広い専有面積が低層住宅で確保できる物件は従来にない商品とのこと。
事例その2.リビタの「リノア柏」は築26年、2LDKの物件。中古リノベ物件の利点として、購入前に日当りや眺望を確認できる、自分好みの間取りにできる、資材や工事費が高騰している新築より2-3割ほど安くなる(75平米で3.600万円代)などが挙げられる。なによりも中古物件は個人間売買とみなされ、建物じたいの取引には消費税がかからない!(但し、中間手数料はかかる)

番組ニュース動画(アーカイブ保存期間のみリンク有効)
www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_77691/


「しなやかに変わる街」特集:池袋
リクルート調べで住みたい街13位→3位に急上昇。その理由として、
・乗降客数全国2位(副都心線開通後に8%増)
・女性向けブランド強化、ニコニコ動画直営店「ニコカフェ」@パルコ地下、ニコぶくろスタジオなど
・アニメ、乙女系に特化した商店街と店舗=多様性に対応、と番組では分析。
取材後半には高野区長も登場、東口大通りの自転車置き場を撤廃して試験運営中のオープンカフェで大江キャスターと待ち合わせ。来春竣工予定の新庁舎(註.隈研吾設計監修 / -9F庁舎、10F「豊島の森」、11-49F分譲マンション/430戸完売)を外側から案内。
番組ニュース動画(アーカイブ保存期間のみリンク有効)
www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/feature/post_77706/




10月29日(水)
特集:BRTは地方を救うか?
2013年3月に開業した「ひたちBRT」ほか国内事例の紹介。
BRTとは、Bus Rapid Transit(バス ラビット トランジット)を略したバス高速輸送システム。日立市では、JR常磐線大甕駅~道の駅「日立おさかなセンター」3.2km間を結ぶ路線、2005年に廃線になった旧日立電鉄の跡地の軌道部分を市で譲り受け、路線の一分をBRT専用道路に転用(1.3km)した。 路面下に埋め込まれた電磁コイルとバスのICタグがキーとなって遮断機が上がり、一般車両が入れない。信号や交差点がなく、時速20kmを維持できるので、市内を走る国道6号線のような渋滞が発生せず・鉄道と同じ定時性を確保している。利用者数は当初見込みより10%増の500名/1日。整備コストは1kmあたり5億円/と、数十億円かかるという路面電車よりコストが抑えられる。2020年までにJR日立駅まで延伸・接続予定。
市民のマイカー利用率が7割と高く、逆にバス利用者が20年間で1/3に減、バス便数も20%減少した新潟市では、重複するバス路線を廃止して効率化、2015年夏にBRT路線を開業予定。だが一部の区間で乗り換え要、またこちらは一般道を利用するので渋滞改善に疑問の声も。新潟市は高齢化社会を前に公共交通の積極導入と市民の利用を訴える。
BRTは現在、全国16カ所で運営中、4カ所で計画中(番組調べ、出展元:国交省)。普及の課題は一般的な認知不足、そして今後の車両やシステム開発が重要と有識者は指摘(東京大学大学院家田仁教授)
BRTは海外では先行している。ダイムラー社は世界33カ国で4万台を運行。同社のメルセデス・ベンツの連結バスを4台導入している神奈川交通@厚木に、ダイムラー・バス開発本部長自らヒアリングのために来日、ほか国内の自治体向け事業説明も予定。車両だけでなく信号機の制御システムなどBRT運行システムもパッケージ化して売り込みたい意向。取材に対して「資金調達サポートや経営コンサルも可能」とコメント。

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www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/feature/post_77795/

商品ニュース:
指輪型ウェラブル端末「Ring」日本上陸。開発は日本のベンチャー企業:ログバー(吉田卓郎CEO)、ネット上で269.99ドルで販売する。販売計画は2016年中に100万個。ほか日立製のリストバンド型ライフレコーダーも併せて紹介。




10月30日(木)WBSオンエア
ニュース:景気を占う「工作機械」好調のワケとは?
865社が出展した「JIMTOF2014/第27回日本国際工作機械見本市」を取材。 3Dプリンター+工作機械=3D金属プリンター(ヤマザキマザック製)に注目が集まる。金属の粉末を噴射すると同時にレーザーで焼き固める工法で、従来の「削り出し」より効率的。
消費税率増を見込んで設備投資する中小企業の動向を報道。

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www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_77874/


特集:都心部に広まる"自転車シェア"
冒頭は港区の「コミュニティサイクル」を紹介。区内に14カ所の駐輪場(ポート)、計210台を整備、登録制、PASMOが鍵兼精算(108円/30分以内)。千代田区のコミュニティサイクル「ちよくる」は区内にポート26カ所、計250台を整備。2020年東京五輪を意識した都市交通サービス。
現時点のシェアサイクルの問題点:
・システムは同じなのに区を横断して利用できない
・先行した江東区はシステムが異なり、統合が困難(下の画、台場にて撮影)
・サービス統合を目指すも、イニシアチブをとらない東京都
海外の成功事例:
英国ロンドン市の「サイクルハイヤー」は2012年五輪開催前に当時のボリス・ジョンソン市長が反対を押し切って推進。1億4,000万ポンド(約240億円)を投資して整備、100平方km(山手線内側面積の約1.5倍)で利用可、2010年7月サービス開始から4年を経て、整備台数1万台、1日平均4万人が利用。

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テレビ東京「ワールドビジネスサテライト(WBS)」公式サイト
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