リビングデザインセンターOZONE 3Fリニューアルオープン

西新宿のリビングデザインセンターOZONE で本年度いっぱい開催される開館20周年企画のひとつ、シンポジウム「住宅と暮らしの20年 vol.2」を聴講。その前に、新しくなった3F「OZONE ウェルカムプラザ」を見学。
新宿パークタワー1Fから3Fに直結したエスカレーターを昇ると、正面にあった総合インフォメーションカウンターが、左に進んだ先にある「ザ・コンランショップカフェ」の向かい側に移動し、昨秋に末光弘和+末光陽子/SUEP.による1/1モデル住宅による企画展の会場だった[3FOZONEプラザ]まで含めて、横に長い「OZONE ウェルカムプラザ」として1月29日からリニューアルオープンした(上の画は撮影可のラウンジゾーン)

OZONE ウェルカムプラザ」はラウンジゾーン、3つの企画展示ゾーン、施設ガイドソーンから成る。上の画・中央奥にみえるたて込みは、企画展時ゾーンのひとつ:陶芸家・岡澤悦子さんの「住まい×暮らし×クラフトの展示パネル(会期:3月31日まで)
ラウンジコーナーには、OZONE1Fアトリウムで6年前まで営業していた「chair cafe」の名作椅子の一部が復活。さらに嬉しいことには、隣接する「ザ・コンランショップカフェ」のテイクアウトメニューをラウンジ内でいただける(以外の飲食は持ち込み不可)。注文はカフェのレジカウンターにて、メニューは制限されるが、料金は店内よりもおトク。
ウィルキンソンのジンジャーエールはテイクアウトでも甘口/辛口が選べる(消費税込¥360)。中身がこぼれないよう、ストローにフタ付きの容器。楕円テーブルの上に用意されたiPadのデータ(OZONEが手掛けた住宅およびインテリアコーディネート事例集)や、面陳書棚の雑誌を閲覧しながら寛げる。3Fラウンジはバリアフリーということもあり、ベビーカー+乳幼児を連れて来館した一家が、ラウンジ中央のパーゴラの下で心置きなく休憩する姿も。
パーゴラには今のところ蔓草などはないが、ラウンジ全体でグリーンが多い。値札の付いているものは、上階のショップ[ダニエル東京]に注文できる。上の画・壁に掛かったモンステラのアクリルパネルは、消費税別で35万円ナリ。
A.ヤコブセンの代表作「スワンチェア」。前述「chair cafe」で初めて座った時は感動した。椅子が空くまでネバったこともある。
雑誌その他を捲り捲り、ついつい長居しそうだが、利用時間は2時間まで。飲み終わったドリンクの容器は、ザ・コンランショップカフェに「ごちそうさまでした」と返却する。
画面左下:佐久間徹設計事務所「吉祥寺北町の家」模型展示
同 右下:菰田建築設計事務所「太田窪の家」模型展示

フロア照明に伊東豊雄デザインの「MAYUHANA」や、ヤコブセンの「AJ フロア」が置かれていたり、単なる休憩コーナーとして利用するには贅沢すぎる大空間。今後の使われ方に注目。

リビングデザインセンターOZONE
www.ozone.co.jp/