ギャラリーハシゴ鑑賞@銀座、3会場め。ポーラ ミュージアム アネックス（POLA MUSEUM ANNEX）を会場に28日まで開催されている企画展「HIGASHIYA」へ。
階下2階に和菓子店「ヒガシヤ ギンザ」などを展開する「HIGASHIYA（ヒガシヤ）」のクリエイティブディレクターを務める緒方慎一郎氏が、自身初となるコンセプトブック『HIGASHIYA』を青幻舎から刊行したことに関連した企画展。
本展の会場構成も緒方氏によるもの。
緒方氏は（株）SIMPLICITYの代表も務め、プロダクトや空間作品も数多く手掛けている。主な作品に、JPタワー内の学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」のミュージアム共同設計、《Aēsop 京都店》店舗デザイン、《Andaz Tokyo》のインテリアデザインなど。
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緒方氏が見たてた器＋菓子であったり、菓子がオブジェのように構成されていたり。天井から垂れ下がった白い布が懐紙代わりか。添えられたテキストは書籍『HIGASHIYA』から。
"こんな最中は最中じゃない、と人は言うかもしれない。本望である。"
過日、ギャラリールベインでの企画展「鈴木マサルのテキスタイル 傘とラグとタオルと」のオープングパーティでいただいたひとくち菓子の美味しさがよみがえる。場内の菓子は全てホンモノ。
フロアに落ち、長く伸びる影がまた美しい。
松岡正剛氏が構成・寄稿し、本体表紙がろうけつという装幀の書籍と、数種類の菓子が桐箱に収められた「HIGASHIYA本果」も会場にて販売中（同店オンラインショップでも期間限定で取り扱い）。カバーが紙1枚かけられただけなのに、外見が全く異なる装幀。並べられたら2種類出したのかと思う。
会場の「ポーラ ミュージアム アネックス」サイトに情報が出ていないが、会期は6月28日まで、開廊は11-20時（入場は30分前まで）。入場無料。
詳細：HIGASHIYA〜お知らせページ
www.higashiya.com/news/?p=700
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