丹下健三《旧電通本社ビル》@築地1丁目

銀座1丁目にある森岡書店で本日まで開催のミヤマケイさんの個展「梅より桜より椿」を観に、東銀座駅から歩いて向かう途中、丹下健三が設計、1967年に竣工した《旧電通本社ビル(電通テック本社ビル)》が目に入る。

このビルの前を通りがかったのは、かれこれ9年も前になるが、当時はオフィスとして稼働していた。今は人気なし。一帯の敷地と建物を住友不動産が取得し、今度の用途が未定なためだ(参照元:2015年1月13日『日刊建設工業新聞』記事)
これが"見納め"になるかもと思いつつ、南→東→北→西の反時計まわりに建物を一周。
《旧電通本社ビル》南西側コーナー外観 見上げ。
同ビル 南西側 エントランス付近。
同ビル 南側 石組み。
同ビル 南東側 車寄せの見通し。
同ビル 東側外観 見上げ。
同ビル 東側 石組み。建物の"ソト"まで気を配るあたりが巨匠たるゆえんか。
同ビル 北側外観
同ビル 南側
同ビル 北側 植栽まわり石組み。
同ビル 北西コーナー部分。
同ビル 北西コーナー外観 見上げ。
同ビル 西側外観 見上げ。
同 西側の一部。
同ビル 西側の植栽まわりとアプローチ。
繰り返すが、こういう石の使い方に時代性を強く感じる。村野藤吾設計の《旧千代田生命本社ビル》や《埼玉会館》で目にした数々のデザインが想起される。
同ビル 西側 アプローチ。
同アプローチのピンコロ。
これも1967年当時のデザインだろうか。
同ビル 西南コーナー部分と、石のオブジェ。

中央区が区内の「近代建築物調査」というページを開設している。もう少し情報が厚いと有り難いのだが。



+飲食のメモ。
ミヤケマイさん個展「梅より桜より椿 @森岡書店」を観賞後、[やなか珈琲店 東銀座店]で休憩。
夏場のアイスコーヒーがキューッと美味しくて好きなのだが、冬季限定の「ウィンナーコーヒー」もかなり美味しい。
ミヤマケイさんにいただいた作品掲載誌で資生堂『花椿 11月号』を読みながら、ごちそうさまでした。

やなか珈琲 facebook https://www.facebook.com/Yanakacoffee

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