プリズミックギャラリーで開催中の企画展「KAGU-TEN/建築家の創作家具展」を見る。
会場で配布されている出展者プロフィール+26作品の解説シート(下の画像)によれば、出展者36名25組・26組(+2研究室)。詳細は、プリズミックギャラリー公式サイトの展覧会アーカイブ、または別途「KAGU-TEN」公式サイトを参照。
KAGU-TEN公式サイトに拠れば、”建築家による創作家具のグループ展で、「建築・空間・生活の可能性」を探ることを目的”とし、”家具という持ち運べる実例を通して、建築家の思考をリアルに示す場”をつくろうというもの。
会場入口の細長い通路から、既に作品展示が始まっている。
重ねられたスタック式家具は、荒木洋+長澤浩二/AN Architects による作品「nest」。ある時はベンチに、またある時は机に用途を変える。壁に掛けられた額は、山口誠/山口誠デザインの作品「WOODEN FRAMÉ」。
重ねられたスタック式家具は、荒木洋+長澤浩二/AN Architects による作品「nest」。ある時はベンチに、またある時は机に用途を変える。壁に掛けられた額は、山口誠/山口誠デザインの作品「WOODEN FRAMÉ」。
前述の作品「nest」の上に置かれた、韓国のアーティスト「光る本」と、本を収納する「カン・アイランのための本棚」の写真パネルは、山本想太郎/山本想太郎設計アトリエの出展。
作家の個展の為の什器と会場をデザインしたときのもの。
手前のローチェア2つは、鈴木丈晴/鈴木丈晴アトリエによる、トラス構造を用いた「patapata chair」。
その向こう、背の長い椅子とガラス天板のテーブルは、松川昌平(000studio主宰)+慶應SFC松川研究室による「TGK」。
その向こう、背の長い椅子とガラス天板のテーブルは、松川昌平(000studio主宰)+慶應SFC松川研究室による「TGK」。
パズルのようなピースで構成された「TGK」(東京藝術大学陳列館を会場に昨夏開催された「マテリアライジング展」にも出展されていた。本展終了翌日から始まる「マテリアライジング展 II」に巡回すると思われる)。
奥:伊藤立平+萩森薫+岡田健「南相馬のシェルフ」
現地で実際に使用されたピースの一部。
現地で実際に使用されたピースの一部。
手前のテーブル上の模型が示す通り、 円弧状に配置できる。屋外利用も想定している。
「leg.H」MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO+芝浦工業大学原田真宏研究室は、先に国立新美術館で開催された「DOMANI・明日展」にも出展されていた模型。リユースを前提に、300W×700HのH型鋼(品)を、校倉造りのように積み上げて住宅をつくるという案。
厚さ21ミリのラワンベニアの積層に、スチールパイプの脚を付けた、川辺直哉+田岡博之による「スツール」。収納も兼ねたサイドテーブル。
画面左側、柱にたてかけられたシェルフは、芦沢啓治/芦沢啓治建築設計事務所 for IKEA「Wall Shelf with knobs」。
画面中央:天井から吊り下った照明は、河内一泰/河内建築設計事務所の作品。既製品の丸形蛍光灯器具をペンダントにリノベしたもの。
右側のカーブを描いた作品:保坂猛/保坂猛建築都市設計事務所「moon chair」は、チェコで行なわれた展覧会「Kuusou」のために制作した5脚のうちの1脚。座ると、ゆらゆらと左右に揺れる。
画面中央:天井から吊り下った照明は、河内一泰/河内建築設計事務所の作品。既製品の丸形蛍光灯器具をペンダントにリノベしたもの。
右側のカーブを描いた作品:保坂猛/保坂猛建築都市設計事務所「moon chair」は、チェコで行なわれた展覧会「Kuusou」のために制作した5脚のうちの1脚。座ると、ゆらゆらと左右に揺れる。
若松均/若松均建築設計事務所+HAKUHODO THE DAYによる出展:Zoff MOVE「窓辺100mのコネクティングカウンター」。1フロア900平米のオフィス事例。
左の3個並んだチェア:「acorn(エーコン)」大縄順一/エリアデザイン
その右側、および下の画像:「equilibrium」清水貞博+松崎正寿+清水裕子/aterier A5
その右側、および下の画像:「equilibrium」清水貞博+松崎正寿+清水裕子/aterier A5
奥:「リバーシブル・ベンチ」馬場英実/KLOP
手前:溝ぐされ病による被害を受けた木材を用いた「サンブスギの家具」伊藤博之/伊藤博之建築設計事務所
ほか、出展多数。撮影の為に持ち出し中の作品や、実物がなく写真パネルだけの展示もあり。
[出展者リスト]
AN Architects(AN Architects一級建築士事務所)
aterier A5(atelierA5建築設計事務所)
高橋元氣 + 高橋つばさ(一級建築士事務所 元氣つばさ設計事務所)
馬場英実(KLOP)
安田博道(環境デザイン・アトリエ 一級建築士事務所)
伊藤博之(O.F.D.A)
若松均(若松均建築設計事務所)
大縄順一(エリアデザイン)
河内一泰(河内建築設計事務所)
芦沢啓治 (芦沢啓治建築設計事務所)
KEIKO + MANABU(KEIKO + MANABU)
高橋堅 + 東京バンドソー(一級建築士事務所 高橋堅建築設計事務所)
相坂研介(相坂研介設計アトリエ)
渡邉健介(渡邉健介建築設計事務所)
山口誠(株式会社山口誠デザイン)
MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO + 芝浦工業大学原田真宏研究室(マウントフジアーキテクツスタジオ)
川辺直哉(川辺直哉建築設計事務所)
小杉宰子(小杉宰子建築計画事務所)
松岡聡+田村裕希(一級建築士事務所 松岡聡田村裕希)
松川昌平(000studio) + 慶応SFC松川研究室
山本想太郎(山本想太郎設計アトリエ)
TP2 Architects(T2P建築デザインオフィス)
鈴木丈晴(鈴木丈晴アトリエ)
保坂猛(保坂猛建築都市設計事務所)
伊藤立平(伊藤立平建築設計事務所)
仲俊治+宇野悠里(仲建築設計スタジオ)
プリズミックでの「KAGU-TEN 2014」は7月18日まで、入場無料。
プリズミック・ギャラリー
http://www.prismic.co.jp/gallery/
「KAGU-TEN」公式facebook
https://www.facebook.com/kaguten.info
手前:溝ぐされ病による被害を受けた木材を用いた「サンブスギの家具」伊藤博之/伊藤博之建築設計事務所
ほか、出展多数。撮影の為に持ち出し中の作品や、実物がなく写真パネルだけの展示もあり。
[出展者リスト]
AN Architects(AN Architects一級建築士事務所)
aterier A5(atelierA5建築設計事務所)
高橋元氣 + 高橋つばさ(一級建築士事務所 元氣つばさ設計事務所)
馬場英実(KLOP)
安田博道(環境デザイン・アトリエ 一級建築士事務所)
伊藤博之(O.F.D.A)
若松均(若松均建築設計事務所)
大縄順一(エリアデザイン)
河内一泰(河内建築設計事務所)
芦沢啓治 (芦沢啓治建築設計事務所)
KEIKO + MANABU(KEIKO + MANABU)
高橋堅 + 東京バンドソー(一級建築士事務所 高橋堅建築設計事務所)
相坂研介(相坂研介設計アトリエ)
渡邉健介(渡邉健介建築設計事務所)
山口誠(株式会社山口誠デザイン)
MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO + 芝浦工業大学原田真宏研究室(マウントフジアーキテクツスタジオ)
川辺直哉(川辺直哉建築設計事務所)
小杉宰子(小杉宰子建築計画事務所)
松岡聡+田村裕希(一級建築士事務所 松岡聡田村裕希)
松川昌平(000studio) + 慶応SFC松川研究室
山本想太郎(山本想太郎設計アトリエ)
TP2 Architects(T2P建築デザインオフィス)
鈴木丈晴(鈴木丈晴アトリエ)
保坂猛(保坂猛建築都市設計事務所)
伊藤立平(伊藤立平建築設計事務所)
仲俊治+宇野悠里(仲建築設計スタジオ)
プリズミックでの「KAGU-TEN 2014」は7月18日まで、入場無料。
プリズミック・ギャラリー
http://www.prismic.co.jp/gallery/
「KAGU-TEN」公式facebook
https://www.facebook.com/kaguten.info