「2014 ADC展」@ggg

ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)にて、第335回企画展「2014 ADC展」を開催中。展示会場は2つに分かれ、7丁目の同会場では会員作品、8丁目のクリエイションギャラリーG8は一般作品を展示(会期:2014年7月4日-28日)。


ADC(Tokyo Art Directors Club)とは、「アートディレクターの専門的職能を社会的に確立、推進する」ことを目的に、1952年に設立された団体。アートディレクターを中心に「フィルムディレクター、クリエイティブディレクター、コピーライターなどで構成。現会長は細谷巌氏。

ADC公式サイト
https://www.tokyoadc.com/

2013年5月から翌年4月までの間に発表、使用、掲載された応募作品(約8,500点)の中から、所属会員( 2014年4月現在で80名)全員が審査に参加し、選出されたグランプリは、「HIROSHIMA APPEALS 2013」のポスター、環境空間作品が受賞、アートディレクターは葛西薫氏。なお同作品は、第16回亀倉雄策賞も受賞している。

「ADC2014展」リクルートニュースリリース
http://www.recruit.jp/news_data/release/pdf/20140704_01.pdf

第16回亀倉雄策賞受賞関連、葛西薫展「ヒロシマ・アピールズ」のニュースリリース(リクルート、2014.4発行)
http://rcc.recruit.co.jp/g8/exhibition/g8_exh_201404/g8_exh_201404.html


時間の都合で一般作品展示会場は見なかったが、名だたるクリエイターが制作者として名を連ねる受賞もしくはノミネート作品は見応えあり。「流Q(ルキュー)」や「NAMI to UMI」の プロダクツのアートディレクターまたはクリエイティブディレクターに植原亮輔氏(1997年多摩美卒、ドラフトを経て、渡邊良重氏と共に2012年株式会社キギ設立)の名前多数、記憶に留める。

参考リンク:
excite ブログ「これ、誰がデザインしたの?」記事(2013.6.7)
「流Q」
http://blog.excite.co.jp/dezagen/20550756/

ほぼ日刊イトイ新聞~「NAMIとUMIの物語」
http://www.1101.com/nami_umi/2013-09-19.html

凸版印刷「GA info」クリエイターズ・ファイル vol.03
ドラフト時代の渡邊+植原 両氏紹介記事
http://biz.toppan.co.jp/gainfo/cf/d_bros/p1.html


植原氏と渡邊氏は去年、目黒区美術館で開催された企画展「PAPER ー紙と私の新しいかたちー」に作品「時間の標本」を出展した作家さんだったと、後日に思い出す。





+飲食の話。
gggを出て右折、南北にはしるすずらん通を新橋側に行った左側に、プーアル茶専門店「三徳堂」。他所にはない「豆豆氷(ドードーピン)」と完熟のアップルマンゴー丸ごと一個がざく切で盛られた「マンゴーかき氷」が味わえる (IMGは昨年のもの)

マンゴーのかき氷は入荷後、在庫切になるまでの期間限定(だいたい7月末でなくなる)。店のサイトには1,800円と表記されていたが、今年の店頭看板価格は2,000円に(うっひゃー)。

プーアル茶専門店「三徳堂」
http://santokudo.sub.jp